SGRAスケジュール

  • 第14 回日韓アジア未来フォーラム「アジア経済のダイナミズム」へのお誘い

    下記の通り第14回日韓アジア未来フォーラムを開催します。参加ご希望の方は、事前にお名前・ご所属・緊急連絡先をSGRA事務局宛ご連絡ください。   日時:2015年2月7日(土)午後1時30分~午後4時30分   会場:国立オリンピック記念青少年総合センター国際交流棟 国際会議室   申込み・問合せ:SGRA事務局電話:03-3943-7612Email:sgra-office@aisf.or.jp   ● フォーラムの趣旨   渥美国際交流財団関口グローバル研究会と未来人力研究院が共同で、2001年より毎年、日韓相互に開催するフォーラム。14回目は第48回SGRAフォーラムも兼ねて東京で開催する。日本は、交通・物流システム、自然災害への対策、経済発展と省エネルギーの両立、少子高齢化への対処など、多くの分野において経験や技術を蓄積しており、圧縮成長を成し遂げてきた韓国の経験やノウハウと共に、東アジア地域における将来の発展や地域協力の在り方に貴重な手掛かりを提供している。アジア地域は経済的に実質的な統合に向かっており、インド、中国、ASEAN、そして北東アジアの経済がダイナミックに連動しながら発展を成し遂げている。本フォーラムでは、日韓の交通・物流システムにおける先駆的な経験が、アジアの持続可能な成長と域内協力にどのように貢献するかという問題意識に立ち、アジア地域で物流ネットワークが形成されつつある実態を探り出し、その意味合いを社会的にアピールすることを目的とする。日韓同時通訳付き。   詳細は、ちらしをご覧ください。   総合司会: 平川 均(ひらかわ・ひとし:国士舘大学21世紀アジア学部教授・名古屋大学名誉教授)開会の辞: 李 鎮奎(リ ジンギュ:未来人力研究院 理事長/高麗大学経営学部教授)   【基調講演】「アジア経済のダイナミズム」榊原英資(さかきばら えいすけ:インド経済研究所理事長・青山学院大学教授)   【報 告 1】「北東アジアの多国間地域開発と物流協力」安 秉民(アン・ビョンミン:韓国交通研究院北韓・東北亜交通研究室長)   【報 告 2】「GMS(グレーター・メコン・サブリージョン)における物流ネットワークの現状と課題」ド・マン・ホーン (桜美林大学経済・経営学系准教授)   【休  憩】   【自由討論】進行及び総括:金雄煕(キム・ウンヒ、仁荷大学国際通商学部教授)ミニ報告:「アジア・ハイウェイの現状と課題について」李鋼哲(リ・コウテツ、北陸大学未来創造学部教授)討論者:上記発表者、指定討論者(渥美財団SGRA及び未来人力研究院の関連研究者)、一般参加者   閉会の辞:今西淳子(いまにし じゅんこ:渥美国際交流財団常務理事)
  • 第6回SGRAカフェ「アラブ/イスラムをもっと知ろう:シリア、スーダン、そしてイスラム国」へのお誘い

    SGRAでは、良き地球市民の実現をめざす(首都圏在住の)みなさんに気軽にお集まりいただき、講師のお話を伺う<場>として、SGRAカフェを開催しています。今回は、「SGRAメンバーと話して世界をもっと知ろう」という主旨で、シリア出身のダルウィッシュ ホサムさんと、スーダン出身のアブディン モハメド オマルさんを囲んで座談会を開催します。準備の都合がありますので、参加ご希望の方はSGRA事務局へお名前、ご所属、連絡用メールアドレスをご連絡ください。宛先: SGRA事務局   ------------------------------------------------------------------------日時:2014 年12月20日(土)14時~17時 会場:渥美財団ホール (東京都文京区関口3-5-8) 会費:無料 ------------------------------------------------------------------------   講師からのメッセージ:   ダルウィッシュ ホサム Housam Darwisheh「変貌するシリア危機と翻弄される人々」   シリアは今、未曾有の人道危機に直面しています。3年におよぶ戦闘により、死者は20万人を超え、難民は400万人、国内避難民は1,100万人にのぼり、近隣諸国はシリア難民の受け入れに対応できていません。 アサド体制と反体制派の多様なグループによる戦闘が各地で続き、アメリカを中心とする有志連合がシリア北部で「イスラム国」に対する空爆を行い、シリア危機はますます複雑な様相を見せています。日ごとに悪化する状況から脱する道は見えないままです。今回のSGRAカフェでは、シリア危機を取り上げ、壊滅的な内戦に陥った背景、内戦の現況と今後の見通しについてお話しします。------------------------------1979年、シリア(ダマスカス)生まれ。2002年、ダマスカス大学英文学・言語学部学士。2006年、東京外国語大学大学院地域文化研究科平和構築・紛争予防プログラム修士。2010年同博士。東京外国語大学大学院講師・研究員を経て、2011年よりアジア経済研究所中東研究グループ研究員。------------------------------   アブディンアブディン モハメド オマル Mohamed Omer Abdin「なぜハルツームに春がこないか?:バシール政権の政治戦略分析を通して」   2011年に中東地域で始まった民主化要求運動(アラブの春)は、長い間続いてきた独裁体制の崩壊、内戦ぼっ発、中央政権の弱体化と様々な結果をもたらした。国によって、同運動がなぜこのように、多彩な結果をもたらしたかは、近年の国際政治研究者の大きな関心事となっている。一方では、アラブの春の影響をほぼ受けなかった地域も存在する。本発表では、中東の周辺地域に位置するスーダン共和国を事例に、現政権が、アラブの同国への波及を防止するのに、どのような戦略をとってきたかを、スーダンを取り巻く内部的、外部的情勢の分析を通して明らかにします。------------------------------1978年、スーダン(ハルツーム)生まれ。2007年、東京外国語大学外国語学部日本課程を卒業。2009年に同大学院の平和構築紛争予防修士プログラムを終了。2014年9月に、同大学の大学院総合国際学研究科博士後期課程を終了し、博士号を取得。2014年10月1日より、東京外国語大学で特任助教を務める。特定非営利活動法人スーダン障碍者教育支援の会副代表。------------------------------
  • 第8回SGRAチャイナ・フォーラム「近代日本美術史と近代中国」ご案内

    下記の通り、第8回SGRAチャイナ・フォーラムを、11月22日(土)~23日(日)に北京で開催します。参加ご希望の方は、事前にSGRA事務局( sgra-office@aisf.or.jp )にご連絡ください。   SGRAでは、日本の民間人による公益活動を紹介するSGRAチャイナ・フォーラムを、北京をはじめとする中国各地の大学等で毎年開催してきましたが、8回目の今回からは、今までと趣向を変え、「清華東亜文化講座」のご協力をいただき、北京在住の日本の社会や文化の研究者を対象として開催します。   主催: 渥美国際交流奨学財団関口グローバル研究会(SGRA)     中国社会科学院文学研究所、清華東亜文化講座協力: 中国社会科学院日本研究所助成: 国際交流基金北京日本文化センター、鹿島美術財団   フォーラムの趣旨: 「美術」とその一部とみなされる「工芸」は、用語の誕生から「制度」としての「美術」「工芸」の成立まで日本の「近代」と深い関係にあり、そして近代中国にも深い影響を与えた。「美術」と「工芸」は、漢字圏文化と西洋文化との関係・葛藤を表していると同時に、日中両国のナショナリズム、国民国家の展開・葛藤とも深い関係にある。一方、「美術」と「工芸」の展開の仕方や意味づけにおける日中の違いも無視できない。この違いはほかならず日中の「近代」の違いでもある。   本フォーラムは、美術史学と文学史・文化史の視点から日中両国の「近代」に焦点を当て、日本からの研究者の講演を中心に、中国の研究者の討論も交え、1日目は中国社会科学院文学研究所、2日目は清華大学で開催し、従来活発であったとはいえない日中近代美術・文化史研究交流のさきがけとなることを目指します。日中同時通訳付き。   プログラム   1日目:2014 年11月22 日(土)14時~17時    於:中国社会科学院文学研究所社科講堂第一会議室    講演1:佐藤道信「近代の超克―東アジア美術史は可能か」    講演2:木田拓也「工芸家が夢みたアジア:<東洋>と<日本>のはざまで」    1日目プログラム   2日目:2014 年11月22 日(土)14時~17時    於:清華大学甲所第3会議室    講演1:佐藤道信「脱亜入欧のハイブリッド:「日本画」「西洋画」、過去・現在」    講演2:木田拓也「近代日本における<工芸>ジャンルの成立:工芸家がめざしたもの」     2日目プログラム